終身死亡保険のデメリット

ここでは、終身の死亡保険のデメリットである、加入前に知っておくべき注意点を紹介しています。終身の死亡保険には、メリットがあれば、もつろんデメリットがあります。これは、どのような保険商品でもある事です。大切なのは、デメリットを認識したうえで、その上で、メリットの方が魅力がある場合に、その保険を利用するのが大切です。その為、ここでは、終身の死亡保険を利用する時に、知っておく必要がある事を紹介していますので、参考にしてもらえればと思います。

終身の死亡保険のデメリットとしては、一生と言った長期の契約になる為、３０年、４０年、さらには、それ以上の期間の契約になる場合があります。このような長期の契約を行なった場合には、インフレが起こった場合には、保険金の価値が実質的に想定額よりも少なくなってしまいます。

例えば、１０００万円の保険金の終身の死亡保険に加入していた場合に、インフレが起こり、物価が１０倍になったとします。実質的には、今までの１０００万円は、１００万円の価値しか無いということになります。このようなリスク、デメリットが終身の死亡保険には存在します。

これ以外にも、終身の死亡保険のデメリットとしては、加入後に短期間で解約した場合の解約返戻金の金額が少ないと言った点もあります。また、予定利率が低い時代では、終身保険で貯蓄をしたとしても、十分な利回りが期待できないので、予定利率が低いときには、運用益を目的に加入するのはあまりオススメできないのではないかと思います。